あけましておめでとうございます。
知多大動物病院は元旦から診療しております。
さすがに仕事は少なめですが、調子の悪い牛や発情の牛はいつも通り依頼していただいて往診しています。
この地域は久しぶりに温かい年越しになり、穏やかに新年をスタートした感じです。
近所の神社の初詣に行きましたが、絵馬や破魔矢、お守り、おみくじ、甘酒や樽生酒のふるまいも通常通り行われており、初詣に来る人もコロナ前に近いくらいという印象でした。
世の中は円安の影響をうけつつもwith Coronaが進んでいますが畜産を取り巻く環境は厳しく、自家育成して酪農を営む家族経営の酪農家が飼料価格高騰の影響を最も強く受けて窮地に立たされています。
半田市を中心とした乳肉複合経営の酪農家も世界情勢の中でどのような影響を受けるか予測が難しいですが、我々畜産技術者個人には特別な秘策はないので、治療で治る牛はできるだけ早く治す、予後不良な牛はできるだけ早く診断する、病気にならないよう予防に努める、種付けは全部受胎するつもりでやる、受精卵移植は引き続き積極的にやる、無駄な期間のない効率的な繁殖処置を心掛ける、蹄病は依頼を早くするように農家とコミュニケーションをとりつつ依頼があれば3日以内に削蹄による蹄病処置をする、といったこれまでやってきたことを再確認しつつ、各農家に合わせた役立つことを提案していければと思っています。
今年も当ホームページとインスタグラム(@cdb.1995)をよろしくお願いいたします。