獣医師の山本幸夫です。
立て続けですが、12月8日に開催された第8回家畜感染症学会学術集会で前年に続いて一般口演をしてきました。演題は「牛の蹄挫創による蹄骨開放性骨折の1症例」です。感染症学会にもかかわらず蹄深部感染症を継発せずに治癒に至った症例でしたので好評でした。また、前年に続いて蹄を題材にしたのでこの学会では他にない1症例として注目していただいた常連参加者もおられました。
日々の診療の中から「治る」「治らない」の先にあるもう一つの完結がこのような症例発表の場にはあるのではないかと考えています。また次回も発表したいと思います。