獣医師の山本です。
今年は新型コロナウイルス感染症が非常に身近になった1年でした。
当院スタッフは2年以上前から朝のミーティングを廃止し、集団での会食(特に飲み会)は行わず参加せず、マスク着用とアルコール消毒を徹底して長時間対面で話さないように努め、実習受け入れも感染拡大状況をみて判断してきました。
しかし、私が若手のころと違って今はスタッフの多くが結婚して家族を持っている状況では、自分が感染を持ち込まなくても家族の誰かが感染発症して濃厚接触者で5日間休み、一緒に感染発症してさらに7日間休み、奥さんからスタートして子供→子供→本人という順番で発症していって結果的に3週間休み、など急な複数日数離脱に何度も悩まされた1年でした。私も例外ではありませんでした。
スタッフがどこかで単独で感染してくる事例は少なく、また院内で感染が連続することはありませんでしたが、世の中の状況をみると急にコロナで休みというのは日常として受け入れて「お互い様」の精神で協力し合って乗り切るものだと覚悟させられた1年でもありました。
感染症法上の分類が2類から5類に見直されればまた状況は変わってくると思います。
寒い日の朝、温かい事務所に上がる前に診療所の流し台の前のヒーターに陣取るリリー
新年1/4から転職で一般診療の獣医師1名、採卵部門の獣医師1名が新たに入社予定なので、引き続き感染対策に気を引き締めつつ新人指導用の書類作成と新人勉強会の準備をしている年末です。